3月25日の朝方、代々木公園の林の中に若い女性が死んでいると言う110番通報があった。さっそく連絡が取られ、刑事たちはそれぞれの居場所から、急遽分室に集合した。
被害者は女装をした男性。死因、身元、全て不明……。
原宿を舞台に、暗部とも言える複雑怪奇な人間模様が浮かび上がってくる。
コマンド選択形式のハードなアドベンチャーゲーム。
不動産屋の社員が殺されたところから始まり、捜査が進むにつれ、徐々に複雑怪奇に絡み合った人間関係が明らかになっていく。主人公はその事件を担当する刑事である。地道な調査と聞き込み。見つけた証拠品の分析と裏付け捜査。そして容疑者の確保と取調べ。非常に難解な謎と、ハードなストーリー、そして圧倒されるシナリオボリュームがプレイヤーをゲーム内へと引き込む。
題材は全く違うが、ゲームシステムと展開方法に、リバーヒルソフトの「殺人倶楽部」や「マンハッタンレクイエム」に影響されている事が色濃く見受けられる。
余談だが、アドベンチャー攻略の第一人者でもある山下章氏に「こんな難しいアドベンチャーゲームは初めてだ!」と言わしめたゲームでもある。
[ 2 ] [ 8 ] | コマンドの選択。 |
[ RET ] | コマンドの決定。 |
[ 2 ] [ 4 ] [ 6 ] [ 8 ] | 主人公の移動(マップ上での聞き込み)。 |
メーカー名 | 工画堂スタジオ |
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開発元 | 工画堂スタジオ |
英語表記 | Harajuku After Dark |
機種 | PC-8801/SR |
発売日 | 1988年 7月 |
価格 | 9,800 円 |
ジャンル | アドベンチャー |
閲覧数 | 22,370 回 |
人気ランク | 100 ポイント |