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大航海時代

ゲームのストーリー

15世紀末――。
バーソロミュー・ディアスの希望峰発見、コロンブスの新大陸発見、ヴァスコ・ダ・ガマのアフリカ回りのインド到達など、遠洋航海での快挙が相次ぎます。

彼らを支援したのはポルトガルとイスパニア（スペイン）。
これまでイスラム教国がアジア・インド方面の特産品を独占していましたが、ポルトガルとイスパニアは新たな貿易圏は確立することで、イスラムに比肩しうる貿易大国となったのです。
「大航海時代」はこれら３国の交易拡大競争を背景にしています。

1502年、ポルトガルの首都リスボンに住んでいる16歳の少年レオン・フェレロ。
彼の家はもともとポルトガル貴族の名門で高名な航海者でしたが没落して今は見る影も無く、地位も名誉も財産もありません。
家の再興を悲願とする父親の悲報を老航海士ロッコから聞いたあなたは、その意思を継いで航海に出る決意を固めたのです。

ゲームの説明

リコイエイションゲームの第２弾。
PC-98版は光栄初のフルマウスオペレーションであるものの、成熟していた操作システムの変更は一部のユーザーから非難された。
光栄にとっては「信長の野望 戦国群雄伝」あたりでコンシュマーに参入したことや、マウスがデバイスとして脚光を浴びはじめた時期でもあり、システムを見直す岐路に立たされていたとも考えられる。
従来どおりの操作を継承したPC-88版はこの部分において優位にあった。

別売（セット品もあり）のサントラCDを用いたCD-DA再生（要CDドライブ）が可能。
サウンドウェア付きは12,200円で発売。

キーアサイン

関連タグ

ゲームデータ

他機種への移植

X68000 光栄
1990年 12月 14日

ゲームパッケージ

主要キャラクタ

【レオン・フェレロ（名前変更可）】

曽祖父の代に没落したフェレロ家の少年。16歳。航海の帰りに嵐に遭い消息を絶った父の意思を継ぎ大海原へ足を踏み出した。

【ロッコ】

レオンの父親ファブリスと親戚関係にあり、旧知の間柄でもある老航海士。
あらすじでは、生き残りの中でレオンの下へ唯一戻ってきた人物とされているが、公式本「大航海時代 ハンドブック」では、彼だけが生き残ったと酒場女カルロータは語りかける。