機械骨格に宿る液状生命体パラノイドと単一生殖の人間型ソルノイド。
広大な宇宙で抗争を続ける2大勢力は、第9星系の新天地カオスを巡っても激しい戦闘に突入する。ソルノイド軍の巡恒艦スターリーフ号は亜高速航行中の不慮の事故により艦隊から離脱。生存した7人のクルーを乗せた艦はそのままカオスに向かうことを余儀なくされた。パラノイド親衛艦隊の追撃にひとり、またひとりと倒れる中、生き残ったクルーは両軍が極秘裏に進めていた驚くべき計画を知ることになる……。
「クリスタルソフト」「システムサコム」「システムソフト」「シンキングラビット」「ハミングバードソフト」「BPS」「ボーステック」「マイクロキャビン」の8社による共同出資で設立されたソフトハウスの第1作目。
OVA「ガルフォース ETERNAL STORY」をゲーム化した作品。内容は冒頭部分のカット変更などあるがアニメのストーリーをほぼそのままトレースしている(小説版「ガルフォース 赤い悪魔のサンバ」に準じたストーリー進行)。ゲーム序盤の戦闘が唯一の難関であるが、その他のシーンはアニメのストーリーさえわかっていればそう難しくはない。
開発はアドベンチャーゲームで数多くの実績を持っていた「マイクロキャビン」が中心となって「セッション61」というプロジェクトの元で行われたようだ。
また、この作品はオタクアニメの走りといって良い。
キャラクターデザイナーの園田健一はアニメ制作会社「ガイナックス」の前身であるSF専門店「ゼネラルプロダクツ」でバイトをしていたり、作品自体が模型雑誌「モデルグラフィックス」で連載した「スターフロント・ガルフォース」というオリジナル企画であった。
雑誌連載時の主人公はラビィ、パティ、ラミィの3人で、アニメ化にあたり他4人を加えたストーリーはヒロインたちが次々と脱落(死亡)していくハードな内容ではあるが、当時の女の子キャラの売れ線を7人も並べるあたり節操が無い。OVAのエンディングは小比類巻かほるが歌っている。アニメの方は劇場公開もされ人気があったのか、このあと数々の続編が作られた。
[ 2 ] [ 8 ] / [ CUR ] | コマンドの選択。 |
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メーカー名 | スキャップトラスト |
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開発元 | セッション61 |
英語表記 | GALL FORCE -ETERNAL STORY- |
機種 | PC-8801/SR |
発売日 | 1987年 7月 1日 |
価格 | 7,800 円 |
ジャンル | アドベンチャー |
メディア | FD 5.25" 2D ( 3 枚 ) |
閲覧数 | 15,905 回 |
人気ランク | 100 ポイント |