星雲学園に通う高校生、武藤優介は学校近くの森で気を失っている全裸の少女を発見した。飛行機事故に見舞われたと思われる彼女は、そのショックで一切の記憶を失くしていた。ただ「ブロン・ウィン(Blon-Win)」という単語のみが、彼女と過去の記憶をつなぐ唯一のキーワードだった。
そして彼女は、自分の記憶と飛行機事故の真相を探るべく、事件を追っていた関東タイムズの山田記者に接触する。やがて事件を追う内に、生体兵器「BS(バイオニックソルジャー)」の存在と自分が四番目に開発された「第4のユニット」であることを知る……。
基本的にはコマンド式のアドベンチャーゲームだが、縦の選択で「動詞」を選び、横の選択で地図やアイテムなどの「名詞」を選ぶという一風変わったシステムである。
慣れないうちは、その操作性に困惑させらる(名詞と動詞の組み合わせをいちいちセットしなくてはならないため)。これには賛否両論あるが、例え実験的な意味合いでもゲームの幅が広がったことは確かである。
残念なのが、話の展開としては良いはずなのに、場面場面のストーリー展開が唐突すぎて、話の内容がつながりにくい一面を持つ。
X68000版は、オリジナルのPC-8801からグラフィックが刷新。線の細いアニメタッチとなった。
[ 4 ] [ 6 ] | 人物やアイテム、またはアイコンを選択。 |
[ 2 ] [ 8 ] | コマンドの選択。 |
[ RET ] / [ 0 ] | 行動の決定。 |
[ FUNCTION ] | メニューを開く。 |
メーカー名 | データウエスト |
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開発元 | データウエスト |
英語表記 | THE 4TH UNIT |
機種 | X68000 |
発売日 | 1988年 12月 5日 |
価格 | 6,800 円 |
ジャンル | アドベンチャー |
メディア | FD 5.25" 2HD ( 2 枚 ) |
閲覧数 | 10,645 回 |
人気ランク | 100 ポイント |