バドゥーを倒したラトク・カートは、生まれ故郷フェアレスの町に戻っていた。
ある日、ピクシーが「バドゥー復活の際に、行方不明となったラトクの父ドルクの姿を見た」という噂話を持ってくる。それを聞いたラトクは、北の永久氷壁に近い港町バヌワへ向けて旅立つ。
前作よりシステムが改良され「VRシステム ver.2.0」となり、戦闘の当たり判定に立体の概念が導入されたほか、ジャンプが出来るようになった。
これにより攻撃方法が体当たりによる接触攻撃では無くなり、戦闘のチープさが若干軽減されたが中盤辺りからフォースショットが攻撃の軸になるので戦術の幅はさほど広がらず、あまり意味のある改良とは言えない気がする。
ステータスに旧来のRPGでお馴染みのカルマが追加され、モンスターを殺し過ぎたり心無い行動をすると経験値が貯まらなくなる(必然的にレベルUP不可状態)ので定期的に教会で祈りを捧げなければならない。
また、続編である為かレベル25からのゲームスタートとなっている。
これは当時、多くのシリーズ作品が継続して同じ主人公だった場合に再度レベル1からスタートすることに違和感を誰もが持っていた表れ。
しかし、これはこれで前作のラスボスは今作の雑魚キャラもよりも弱いのか(?)という違和感を生んでしまい、以後もコンピュータRPGはレベル定義について試行錯誤される。
更に本作以降に作られた続編ストーリーの雰囲気が、メルヘン調だった第1作目からガラッと様変わりしアニメっぽい作品に仕上がっている。これはシナリオ担当者の交代が大いに影響していると思われる。
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メーカー名 | マイクロキャビン |
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開発元 | マイクロキャビン |
英語表記 | Xak II -Rising of The Redmoon- |
機種 | PC-8801/SR |
発売日 | 1990年 9月 21日 |
価格 | 8,800 円 |
ジャンル | ロールプレイング アクション |
メディア | FD 5.25" 2D ( 7 枚 ) |
閲覧数 | 66,035 回 |
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