8BITSのガイドラインについて
8BITSのデータベース登録におけるガイドラインを記します。
このガイドラインは、将来的に改定する場合もございます。あらかじめご了承ください。
データベース登録の基本方針
データ登録の優先度
今となっては、当時発売されていたレトロゲームの完全なデータを知りえることはとても困難な状況にあります。
そこで、データの登録(*1)にあたり下記のとおり優先度を設けます。
- 優先度1) メーカが公表しているデータ
- 優先度2) 当時販売されていたパッケージ商品そのものから得られるデータ(箱やマニュアル)
- 優先度3) 雑誌の広告や記事から得られるデータ
※1 データ登録とは「基本データ」を指します。基本データとは「ゲーム名」や「発売年月」など人の意思が介在しない
固定化されたデータのことです。
データ登録の中立性
固定化されたデータ以外の項目においては、独断や偏見を排除して中立的な立場で記述を行うようにします。
その項目とは主に「あらすじ」や「ゲームの説明」を指します。
ただし例外として、当時の風聞や当時の情勢を加味した文章は可とします。
データベース登録のガイドライン (2011/02/27更新)
ゲーム名
- 日本国で発売されたゲームにおいては、特殊な表記・絶対的な通称を除き「全角漢字」「全角ひらがな」「全角カタカナ」で表記します。( 例:イース / ガイアの紋章 )
- 通俗的に固定化されたゲーム名の場合は、例外として認める。英語表記だった場合は「半角英語」で表記します。( 例:SeeNa )
- 原則的に数字も「全角」で表記します。( 例:超次元戦士エプシロン3 )
- 例外として、2桁以上の数字は「半角」で表記します。( 例:大戦略88 )
- ローマ数字は「全角のローマ数字」で表記します。( 例:Ⅵ )
- 英語表記項目のローマ数字は「半角大文字I(あい)」と「半角大文字V(ぶい)」と「半角大文字X(えっくす)」で表記します。( 例:II )
- シリーズ作品でゲーム名の後ろに数字が付く場合は、ゲーム名と数字の間に半角スペースを入れます。( 例:サーク Ⅱ )
- 副題は「半角ハイフン」で囲みます。( 例:ハイドライド 3 -異次元の思い出- )
ゲーム名(英語表記)
- ゲームの別名として英語表記がある場合に「半角英数字」で登録します。( 例:ASTEKA )
- 本項目は、海外へ移植時のゲーム名ではありません。
ゲーム名(よみがな)
- 「全角ひらがな」「全角数字」で表記します。( 例:どらごんないと2 )
- ゲーム名に「~」が入っていた場合「通常の音引き(ー)」にします。( 例:おーびっと3 )
- その他の特殊記号(!や♪など)はふりがなから削除します。
- (本項目は検索と並べ替え用のため表示されません)。
機種名
- 動作モード(例えばV2モード)の違いは機種を分けません。( 例:PC-8801/SR )
- 遊べるゲームが根本的に違うものにおいて機種を分けます。( 例:MSX / 例:MSX2 )
発売年
- 西暦の「半角数字」4桁で表記します。( 例:1988 )
発売月
- 頭に0を入れず「半角数字」1~2桁で表記します。( 例:5 / 例:12 )
ジャンル
- 該当する全てのジャンルを登録します。( 例:アクション + ロールプレイング )
価格
- 当時の税抜き価格を「半角数字」で表記します。( 例:6800 )
オリジナル作品
- オリジナル作品の場合に表記します。( 例:PC-8801版の三國志 )
- 他機種へ移植されていることが前提となります。
海外移植作品
- 海外からの移植作品の場合に表記します。( 例:ウィザードリィ )
アーケード移植作品
- アーケードからの委嘱作品の場合に表記します。( 例:X68000版のドラゴンスピリット )
ゲームのストーリー
- ゲームのあらすじを登録します。
- 客観的で中立的な表記を基本とします。
ゲームの説明
- ゲームの内容を登録します。
- 客観的で中立的な表記を基本とします。
- 例外として、当時の風聞や情勢を加味した文章は可とします。
シリーズ作品
- 対象となるシリーズ作品を関連付けます。(例:ハイドライドシリーズ)
他機種への移植
- 移植されたゲームを、他機種間にわたり関連付けます。( 例:ラプラスの魔 )
スクリーンショット
可能な限り、実寸サイズで当時に近い形を表現しようと思います。
・・・が、これが結構厄介なもので、完全再現という訳にはなかなかいきません。
周知のとおり当時のパソコンには、専用モニタに接続するタイプと家庭用テレビに接続する2つのタイプがありました。
例えばMSX等は家庭用テレビに接続するタイプなのですが、使用したテレビによって色味の違いがあったり、
テレビの大きさに合わせた解像度の引き伸ばしがあったり「これだ!」というサイズが確定できません。
仮にそれらを無視して正式な解像度のままスクリーンショットにしてしまうと、当時のアスペクト比を全く無視した
とんでもない画像になってしまいます。
専用モニタであったPC-8801等も別の問題があります。本来の解像度(カラー表示時)は「600 x 200」ですが、
モニタとしては「640 x 400」です(これは、白黒表示時の400ライン確保の為)。そこで通常カラー表示時は、
偶数ラインを間引きして表示していました。仮にそれらを表現しようとした場合、なんだか暗い画像となり、
当時の無駄に明るい発色感が損なわれ、逆に違和感を感じてしまいます。
そこで「当時っぽさの表現」に重きを置いたガイドラインとします。
- 画像のサイズ・色味は当時の「見た目」に近い形を最優先させる。
- 可能な限り実寸表示を基本とします。(例外、多々有り)
- 見た目に違和感があった場合は、解像度を無視して当時のアスペクト比で画像を伸縮させます。(当時っぽさ重視)
- スキャンライン(走査線)の間引きは画像が暗くなり違和感を覚えるので間引きしない。
ガイドラインから削除・修正されたルール (2010/04/03更新)
ローマ数字は「半角大文字I(あい)」と「半角大文字V(ぶい)」と「半角大文字X(えっくす)」で表記します。( 例:VI )